「生のみが我らにあらず 死もまた我らなり」とは清沢満之の言葉です。
人は必然として死を迎えます。その人の残した足跡は人の記憶として残像のように残りますが、あくまでも像で、いつかは受け継いだ人とともにそれも消えていきます。中には歴史や記録に名を残す人もいますが、生身の生はそれを受け止めてきた人にしか映らないと思いませんか。
そうした中で自分がこの世に何か残したいと思うのは執着の表れでしかありません。執着するから満たされない、執着を捨ててこそ満ち足りることができるというもんでしょう。
自分も精一杯生きながらもこだわりを捨ててあるがままに生き死にしたいもんです。とか言いもって、自分も何かひとつくらい残したいと思うのは、凡夫の証左ですなあ。(笑)
上の言葉どうです?オリジナルです。もし良かったら心の隅にでも置いといてください。