若者よ、選挙に行こう！
～政治はプリティダービー～

若い人たちには政治への関心が薄いらしい。曰く「政治はわからない」「投票しても何かが変わるとは思えない」等々。
テレビでは識者といわれる人が「政治が若者を向かないのは投票に行かないからだ。だからせっせと投票する年寄りの方ばかりを見る。」と説教している。確かにそうかもしれないが、興味が湧かないのを叱られてもねえ。

でも実は政治は競馬と同じなのだ。こんなに面白いものはない！

皆さん競馬は好きですか？私はあまり詳しくはないのでスポーツ紙の競馬欄などを見ても書いてあることがよくわからない。たまに馬券を買うこともあるが名前や話題程度で適当に買うだけ。
でも競馬ファンに言わせると「こんなに面白いものはない！」と熱く語る。すべての情報には意味があり繋がっている。知れば知るほど予想が付くが、にもかかわらず実際のレースにはドラマがあり予想が付かない。さらに贔屓の好きな馬ができて応援する。馬券を買って競馬中継を見る。そして予想（馬券）が当たれば最高にうれしい。
そういえば私も“サイレンススズカ”の「大逃げ」がかっこよくて珍しく天皇賞の馬券を買っていた。あの悲劇の瞬間もテレビで見ていた。

政治も実は競馬と同じで、中身を知れば色々なことが見えてくる。政治はしがらみの塊で過去の因縁がすべて今につながっている。とても濃い人間ドラマが絡み合っており、語り尽くせない（笑）。玄人的に楽しみたかったらそのつもりで学ぶ必要があるがそれはそれで面白い。
でもそれを知らなくても、なんとなく好きな政党や候補者を（馬券を買う感覚で）応援するのも初心者にはお勧めする。競馬中継が馬券を買ってこそ面白く見られるのと同様、投票してこそ開票速報はとてもエキサイティングになる。

いま競馬は“プリティダービー”で新たな盛り上がりを見せている。リアル競馬の素人も美少女萌えキャラを通して競馬の世界にアクセスできるらしい。政党や主要政治家を萌えキャラ化したら面白いかもしれない。癖ツヨな美少女だらけになりそうだが（笑）

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